オープニング



むかしむかし、
あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。

おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。

おばあさんが川で洗濯をしていると、川上から桃が
ドンブラコッコ ドンブラコッコ



おじいさんとおばあさんは、家でその大きな桃を、包丁で切ってみました。
すると…

中から元気な男の子が飛び出してくるではありませんか



そして6歳になったある日の事でした…

桃太郎
「おじいさん、おばあさん、僕はこれから鬼ヶ島へ鬼退治に出かけます

おばあさん
「桃太郎や。少ないが100両と、わたしがこさえた日本一のきびだんごだよ
 急に鬼退治に出かけるなんて言うから、
 きびだんご一個しか作れなかったじゃない。」

桃太郎
「一個あれば十分
 後は、おじいさんとおばあさんから教わった勇気があります

おじいさん
「今、どの村も鬼に苦しめられておるそうじゃ。 桃太郎、行っておやり

おじいさん
「さあ 隣り村で、旅の仕度を整えるのじゃ。」

桃太郎
「おじいさん、おばあさん、行ってまいります


こうして、桃太郎の鬼退治の旅は始まったのでした