◆他の名作◆
桃伝に関係の深い他のゲーム作品を紹介します。
というか全部『ジャンプ』関係だったりします。



さくまあきら氏が初代『桃太郎伝説』の次に製作したファミコン用RPG。
忍者だらけの和風の世界を舞台に、主人公・風丸が父親の仇である
ドクロ将軍を退治するべく旅をするというお話です。

強力丹や天下一ダジャレ大会など、桃伝でおなじみのキーワードが
山ほど登場。さくま作品ならではのギャグももちろん炸裂してます。
キャラは違えど、ゲーム内容はまさに桃伝

術の成長システムや「かばう」コマンドなど、
この『忍者らホイ!』で生まれたシステムのほとんどは『桃伝U』でも
取り入れられ、さらに改良される事になります。
一部で『桃太郎伝説1.5』と呼ばれていたりもします(笑)



もう有名すぎるのでゲーム内容の説明ははしょります。
さくま氏と大学時代からの友人である堀井雄二氏が製作した
日本でRPGブームを巻き起こした怪物作品。
シリーズを重ねる度に進化を遂げ、『DQ[』ではとうとう完全3D化。
最新作の『DQ\』ではオンライン要素まで加わるそうです。(しかもDS)

『DQT』のヒットにより、堀井氏と交流のあったさくま氏がハドソンに
ゲーム製作を依頼された事が、桃伝誕生のキッカケになったそうです。
第一作目の桃伝は堀井氏の手ほどきを受けながら製作されたそうで、
桃伝は単純にDQの”パクリ”ではなく、本家お墨付きの”パロディ”と
いう事になります。

ゲームの看板である『DRAGON QUEST』のタイトルロゴは、
桃伝の貧乏神のモデルになった”えのん”こと榎本一夫氏が
製作されたそうです。


  

『週刊少年ジャンプ』のコーナー『ファミコン神拳』に携わっていた
”キム皇”こときむらはじめ氏が製作したゲームボーイ用RPG。
ジャングルの平和を乱す謎の組織・ゴート団に立ち向かい、
主人公のジャングルボーイが仲間たちと冒険するお話です。

ほのぼのタッチな世界観に加え、”どいん”こと土居孝幸氏が
キャラクターデザインを担当しているため
(そのせいか、さくま氏の作品だと勘違いする人が多いようです)
桃伝ファンには非常にとっつきやすい作品だと思います。

スーパーファミコンでは続編の『JW2』もあります。
こちらは前作以上に作りこまれていて、オークションや自宅の購入、
ジャングルトーナメントなど、やり込み要素盛りだくさんの内容。
クリア後もプレイを続行可能で、半永久的に楽しめます。

ちなみに『JW1』はさくま氏が監修をされたそうです。


画面はスーファミのJW2